地球観測連携拠点(温暖化分野)ワークショップ
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開催趣旨

  温室効果ガスに関する観測データの流通を促進するためには、その濃度に関して標準化を図る必要がある。また、標準化の一環として、日本国内における標準ガスの供給体制等についても検討を行う必要がある。これらの課題は、地球観測連携拠点(温暖化分野)が平成20年度から進めている連携施策の一つである、「時空間的観測空白の改善および観測項目の充実(海洋・大気分野):各観測・研究機関が実施する大気観測プロジェクトに関する情報・観測データを共有する場の構築」の目標とも一致する。


  これらの状況を勘案し、「温室効果ガスの標準ガス体系に関する専門家会合」を開催し、標準ガス体系に関する機関間連携体制の確立について検討を開始する。  

日時 平成22年2月23日(火) 13:00~18:00 
場所 (独)国立環境研究所 地球温暖化研究棟第1会議室
〒305-8506 つくば市小野川16-2 ℡029-850-2980 [MAP]
使用言語 日本語(ただし、韓国からの招聘者の講演は英語で行う)
主催 地球温暖化観測推進事務局 /環境省・気象庁(OCCCO)
Tel: 029-850-2980 Fax: 029-858-2645
e-mail: occco*nies.go.jp(メールを送信する時は*を@に換えてください。)

プログラム

13:00~13:15 1. 開催主旨説明 (事務局) (司会:藤谷 徳之助 地球温暖化観測推進事務局)
13:15~17:25

2. 講演

2.1 温室効果ガスの標準ガス体系について
(1) 「標準ガス体系に関する歴史的経緯」 pdf(1.0MB) 
         中澤 高清 (東北大学) 
(2) 「WMO等における標準ガス体系について」 pdf(1.4MB)
         須田 一人 (気象庁)

2.2 観測機関における温室効果ガスの標準ガスについて
(1) 「Green House Gases(GHGs) Monitoring Activities of KMA/KGAWC」
       Jung Mi LEE (韓国気象局)
(2) 「東北大学における標準ガスの製造および濃度スケールの維持について」
pdf(0.4MB)
        青木 周司 (東北大学)
(3) 「国立環境研究所における温室効果ガスモニタリングのための
   標準ガス製造・維持・管理の取り組み」 pdf(0.9MB)
        町田 敏暢 (国立環境研究所)
(4)「気象研究所と気象庁の標準ガス相互比較実験について」 pdf(0.4MB)
        松枝 秀和 (気象庁気象研究所)
(5)「国立極地研究所・南極観測での標準ガスについて」 pdf(0.4MB)
        森本真司 (国立極地研究所)

(休憩 15:45~16:15)

2.3 標準機関における温室効果ガスの標準ガス体系について
(1)「Absolute Scales for Greenhouse Gases」
        韓国標準科学研究院 Jin Seog KIM博士
(2)「産業技術総合研究所における標準ガス開発」 pdf(1.8MB)
        産業技術総合研究所 加藤健次氏
(3)「計量法トレーサビリティ制度による標準ガスの供給」 pdf(0.9MB)
        (財)化学物質評価研究機構 上原伸二氏

  3. 今後の検討の方向について(総合討論)
※講演資料(pdf)は、講演者のご承諾をいただいた上で掲載しております。無断転載はご遠慮下さい。
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