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環境省と気象庁は共同で、平成18年度より、「地球観測連携拠点(温暖化分野)」の整備を進めています。同連携拠点の活動を推進するため両省庁は「地球温暖化観測推進事務局」を(独)国立環境研究所地球環境研究センター内に設置し、事務局業務を開始しました。平成18年9月19日(火)に、これを記念して、開所式と記念セミナー「地球温暖化観測の展望-連携拠点に期待するもの-」を開催しましました。 |
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1.「地球観測連携拠点(温暖化分野)」とは |
「地球観測連携拠点(温暖化分野)」(以下、「連携拠点」)は、地球温暖化対策に必要な観測を、統合的・効率的なものとすることを主な目的としています。そのため連携拠点では、「地球観測に関する関係府省・機関連絡会議(温暖化分野)」において、地球温暖化監視・予測のために必要な観測ニーズを踏まえた、関係機関による観測の実施計画をとりまとめるとともに、観測施設の共同利用、観測データの流通促進などを通じて、関係府省・機関間の観測の連携を推進します。
今般設置された地球温暖化観測推進事務局では、これらの検討に必要な、観測ニーズ、観測計画、データ流通の促進や観測施設の相互利用等の調査を行うとともに、会議開催支援、広報などの面で連携拠点の活動を支えます。
本連携拠点の活動により、効率的な観測の実施、観測システムの持続的な運用、包括的な観測データの収集、データ利用の利便性向上等が図られ、地球温暖化対策に資する地球観測データが、より効率的かつ効果的にユーザーに提供されます。これにより、地球温暖化の直接・間接の影響を早期に把握・予測することが可能となります。 |
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2.地球温暖化観測推進事務局開所式・記念セミナー |
事務局業務の開始を記念して、記念セミナー「地球温暖化観測の展望-連携拠点に期待するもの-」(環境省、気象庁、(独)国立環境研究所の共催)及び事務局開所式を、平成18年9月19日(火)14時から17時30分まで、(独)国立環境研究所において開催されました。所内・所外を含めて各方面から115名という多数の参加者があり、盛況でした。 |
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