地球温暖化観測推進事務局とは
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地球温暖化観測推進事務局(Office for Coordination of Climate Change Observation:
OCCCO)
は、地球温暖化の研究や対策技術の検討に必要な、観測ニーズ・観測計画・データ流通促進・観測施設の相互利用等に関する調査・分析を行うとともに、会議開催支援、広報などの面で、「地球観測連携拠点(温暖化分野)」(以下、連携拠点)の統合的・効率的活動を支えます。

平成18年度より、環境省と気象庁は共同で、地球温暖化対策に必要な観測を統合的・効率的なものとすることを主な目的とする、連携拠点の整備を進めてきました。連携拠点の活動を推進するため、両省庁はその運営を行う「地球温暖化観測推進事務局」を平成18年4月に(独)国立環境研究所 地球環境研究センター内に設置し、事務局業務を開始しました。

連携拠点では、「地球観測推進に関する関係府省・機関連絡会議(温暖化分野)」において、地球温暖化監視・予測のために必要な観測ニーズを踏まえた、関係機関による観測の実施計画をとりまとめるとともに、観測施設の共同利用、観測データの流通促進などを通じて、関係府省・機関間の観測の連携を推進します。

連携拠点の活動により、効率的な観測の実施、観測システムの持続的な運用、包括的な観測データの収集、データ利用の利便性向上等が図られ、地球温暖化対策に資する地球観測データが、より効率的かつ効果的にユーザーに提供されることが期待されます。これにより、地球温暖化の直接・間接の影響を早期に把握・予測することが可能となります。

参考資料 
    ・地球温暖化観測推進事務局開所式・記念セミナー (平成18年9月19日)
    ・「地球温暖化観測推進事務局の開設」
                (国立環境研究所ニュース25巻5号、平成18年12月発行)
    ・地球観測連携拠点(温暖化分野)パンフレット PDF1.2MB
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