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ここでは地球温暖化の観測・研究・活動に関連する基本用語を集め、簡単に解説しています。
研究機関・組織名、観測技術・装置・プロジェクト名、
人工衛星やモデルの名前などがあります。 |
トップダウン手法(Top down approach, 地球物質循環科学) |
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[解説] |
温室効果ガスである二酸化炭素やメタンなどの地球全体あるいは地域の収支を、大気の観測から算出する方法、酸素濃度減少量の観測から二酸化炭素収支を算出する方法などである。主な手法に、全球の大気二酸化炭素濃度やメタン濃度などの分布や時間変動から、大気輸送モデルと逆解析法を用いて、地域ごとの二酸化炭素やメタンなどの吸収・排出量を算出する方法、大気酸素濃度減少量(酸素と窒素の比から測定)から、既知のプロセス(化石燃料燃焼時の酸素消費量、陸域生物圏による光合成に伴う酸素放出量、海洋による二酸化炭素吸収で酸素が変化しないこと、海洋温暖化による酸素放出など)を組み込んだ計算式を用いて二酸化炭素収支を算出する方法などがある。 |
[出典] |
http://www.lowtem.hokudai.ac.jp/newsletter/no8/yamada.html
http://www.chikyu.ac.jp/shiraiwa/glaciology/Terminology.htm |
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