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 ここでは地球温暖化の観測・研究・活動に関連する基本用語を集め、簡単に解説しています。
 研究機関・組織名、観測技術・装置・プロジェクト名、 人工衛星やモデルの名前などがあります。

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ボトムアップ手法(Bottom up approach, 地球物質循環科学)
 
[解説] 地球全体あるいは地域の温室効果ガス収支を、陸域・海域における二酸化炭素・メタン等の収支観測、国や地域の排出量統計を集約して算出する方法である。陸域においては、二酸化炭素・メタン等の収支を微気象学的手法もしくは生態学的手法による観測を行った結果と衛星観測による土地利用情報などを用いて広域の収支を算出する。海洋においては、船舶により海洋ならびに洋上大気の二酸化炭素と風速等の観測結果から海洋の二酸化炭素収支を算出する。各国の温室効果ガス排出量は、化石燃料消費、産業・農業の活動などの統計を用い、気候変動枠組条約に基づく報告書なども参考にしながら積算する。
[出典] http://www.cger.nies.go.jp/publications/news/vol20/vol20-1.pdf#page=3

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